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Malawi マラウイについて

 

1.「マラウイ」の由来

「マラウイ」は「炎」を意味するチェワ語に由来します。この地に移住してきた私たちの祖先が、高地から現在のマラウイ湖を見下ろしたときに、陽光の下で水面が炎のように揺らめいて見えたことから、このような名称を付けました。
一方で、かつて存在していたマラビ(Malavi)帝国から来ているとの説もあります。
植民地時代は「ニヤサランド」と呼ばれていましたが、独立後に「マラウイ」という国名になりました。


2.マラウイに住む諸部族間の違いはどれくらいありますか?

文化、食事、言語の違いは殆どありません。

3.マラウイ人が特に大切にすることは何でしょうか(時間を守る、個人を大切にする、など)?

特に年長者や外国人に対して礼儀正しく振舞うことが重視されています。

4.マラウイ人の色彩感覚、色に対して持つイメージ(緑、青、赤、黄色、白、黒)は?

日本と同様、マラウイでは日常生活において色彩象徴はそれほど重要でありません。ただ、政治の世界では、最近になって重要性を帯びるようになっています。
マラウイ国旗には黒、赤、緑の3つの横縞(黒縞部分には朝日が描かれている)がありますが、黒はアフリカ大陸の人々、赤はアフリカの自由のために殉じた人々が流した血、緑はマラウイの豊かな自然を表しています。


5.都市部と農村部の生活の違い

都市部の住民は、農村部と比べて、電気や水道といった近代的設備にアクセスしやすい環境にあります。一般的に、基本設備や教育等のサービスは都市部の方が優れていますが、その分生活費もかかります。

6.日本の国技は相撲ですが、マラウイの国民的スポーツといえば何でしょうか?

マラウイではサッカーが国民的スポーツとなっています。都市部では、バスケットボール、ネットボール、ゴルフ等も親しまれています。

7.マラウイを植民地としていた英国の習慣は残っているのでしょうか?

植民地時代が70年間続いたため、マラウイの文化・生活習慣は、食事、服装、言語、スポーツ、建築物を含めて、英国の影響が色濃く残っています。

8.日本でいうと納豆のような、外国人には馴染みにくい食べ物はあるでしょうか?

昆虫や奥地の小動物などは、奥地の食事に慣れていない外国人は苦手とするかもしれません。

9.マラウイ人はよく鶏肉を食べるそうですが、一般的な調理法は?

トマト、たまねぎ、その他油で炒めた材料と一緒に煮込むのが一般的です。炭火で焼いた鶏肉も非常にポピュラーです。

10.マラウイ湖とマラウイ人とのかかわりは?

マラウイ湖は人々に主なタンパク源となる魚を提供するほか、米をはじめとする農作物の栽培に欠かせない水源となっています。
また、人々の飲み水を提供するほか、多彩な水生生物を育み、ヨット遊びの場を提供するなど、レクリエーションやリゾート観光に欠かせない環境を提供しています。


11.世界最初の淡水湖国立公園として有名なマラウイ湖には、どのような魚や動物が生息しているのでしょうか?

マラウイ湖には5000種を超えるシクリッド系の魚のほか、多くの魚が生息しています。特に代表的なのが、現地で「チャンボ」と呼ばれるティラピアです。
マラウイ湖の南側は国立公園となっています。さまざまな種類の魚のほか、ワニやカバ、また、周辺にはゾウ、シマウマ、ライオンも生息しています。

 

(マラウイ共和国大使館ホームページ参照)

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